腹式呼吸と横隔膜の関係について

こんばんは!
 
ボイストレーナーの加藤です!
 
今日は腹式呼吸についてです!
 
レッスンをしていて腹式呼吸が正しくできているか、これはとても重要になります。
 
なぜなら腹式呼吸が出来ていることによって

お腹の支えができること、横隔膜のコントロールが出来るからです。

 
どういうこと!?
 
声を出している声帯は、声帯の振動数で音程を変えています。
 
低い声=声帯の振動数が少ない
高い声=声帯の振動数が多い
 
こんな風に変わっています。
 
 
では、振動数はどうやって変えるのか?
 
こちらの図をご覧ください▼
 
 
歌で使う呼吸のポイントは
お腹(インナーマッスル)の圧力で横隔膜が下がり肺が一瞬で膨らむ。
この流れを掴んで欲しいのです。
 
音程の変化は振動数と伝えましたが
振動数を変えるのが気圧(呼吸圧)となるのです。
 
そして注意していただきたいのが、
このお腹の動きを腹筋でやってしまうこと。。。
 
そうするとお腹は出ていても気圧がいないので、何ちゃって腹式呼吸になってしまうという現象が起きます。
これではいくらやっても呼吸と声が連動しません。泣
 
レッスンではこれらをしっかりと掴んでいただきます!
 
もちろん腹式呼吸でなくても歌は歌えますが、特にお悩みの多い音程の安定感や、高い声が出ない原因を取り除くためには重要です。
 
レッスンをしていて改めてロジカルにも腑に落ちるといいなと思って書きました!
 
理科の実験でやったことがあるという方もいらっしゃいますし、教科書にも載っている素敵な図◎
 
正しい発声ができるとカラオケの点数が一気に上がった!という報告も沢山いただいています◎
 
音程は呼吸にあり!と言っても過言では無いことが伝わったら良いなと思います^ ^
 
 
それでは、また!!
 
吉祥寺 千歳烏山 下北沢 渋谷 ボイストレーニング教室TRENTA
加藤